天津医科大学

Tianjin Medical University

天津医科大学   天津医科大学は1951年に設立された大学であり、中国政府により医療系の高等学習機関としての承認を受けた最初の大学のうちの一校です。1993年に国家教育委員会の承認のもとで天津医療学院と天津第二医療学院との合併により天津医科大学となりました。また、1996年には中国政府の推進するプロジェクトであるプロジェクト211にも指定され、97の指定機関のうちの1校にもなりました。

 天津医科大学は400000平方メートルの敷地で授業を行っています。スタッフの数は現在8419人ほどであり、生徒の数は4672名ほどです。生徒のうちの336名が大学院で学んでおり、3275人が大学部の生徒、991名がジュニア・カレッジの生徒であり、70名が留学生です。

 留学生は5年制もしくは4年制で行われる大学部のプログラム、3年制で行われる修士課程プログラム、2年制で行われる博士プログラム、上級・一般・短期の3種類のある訓練プログラム、中国語学習のプログラムの提供を行っています。大学・大学院・訓練の各プログラムについては全てのカリキュラムが英語で行われます。


天津医科大学 予備中国語コース、中国語の検定試験であるHSK(中国漢語水平試験)対策コース等

大学部においては臨床医療科学、伝統中国医療・東洋医療、伝統中国医療(針治療・マッサージ)、麻酔学、歯学、予防医療(栄養学・食物衛生学)、生物医療技術工学、看護科学、医療実験科学、リハビリ、検眼といった分野についての専攻をすることができます。これらの専攻はいずれも5年間の期間になります。また、このほかに4年間の期間で薬学についての学習をすることもできます。

 天津医科大学では中国語に興味をお持ちの方に対して中国語コースの提供をしています。中国語プログラムは1年間の期間で行われる予備中国語コース、中国語の検定試験であるHSK(中国漢語水平試験)対策コース、短期間のコースである中国語準備コース、医療中国語・古代中国語コースといったコースの提供が行われています。また、大学部の学生に対しての中国語コースの提供も行っています。


天津医科大学 中国で3番目に大きい街である天津に位置

 天津医科大学では留学生の方に対して適切な学習環境と教育設備の提供をしております。留学生の方は例えばコンピューター教室でインターネットを利用したりすることもできます。また、留学生はこちらでの滞在中、学生寮で快適な毎日を送ることができるようになっています。学生寮にはダイニング・ホールがあり、様々な民族料理などを味わえるほか、そちらでは様々なエンターテインメント活動なども行われます。また、本校の図書館も利用することができます。こちらの図書館は教育省により中国図書館として作られたものであり、図書館には510000冊以上の蔵書があるほか、3000種類もの定期刊行物などがあります。インターネットを含んだコンピューター・ネットワークも整っており、医療学習用に使用することができます。通信医療教育、E-メール、文章作成なごができます。

 天津医科大学は中国で3番目に大きい街である天津に位置しています。天津は中国北部の沿岸沿いにある街であり、中国の首都である北京から120キロほど行ったところにあります。渤海に面したところにあり、各種の産業、商業、通信などが発達しており、交通の便も良く非常に美しい環境にあります。


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