上海金融学院

Shanghai Finance College

上海金融学院  上海金融高等専科学校は経済分野と金融分野を専門にした訓練を提供している教育機関です。上海金融学院は中国の中央銀行である中国人民銀行により1952年に専門学校として設立されました。当時の名称は上海銀行学校であり、1987年の12月に中国教育委員会の承認により上海金融高等専科学校になりました。そして、2003年からは上海金融学院の名になりました。

 上海金融学院では3000人ほどの生徒が学習をしています。もちろん、その中には留学生の方もいます。留学生の内訳は日本人が最も多く、韓国、アメリカ、オーストラリア、インドネシア、デンマークなどといった国からも生徒がやってきています。一方、本校には現在300人を越える教授陣とスタッフがおり、そのうちの50人ほどが教授陣です。本校では日中学校、夜間学校、通信プログラム、協力プログラム、留学生プログラムの5種類のプログラムの提供を行っています。


上海金融学院 金融産業との結びつきは非常に深い

 上海金融学院は中国人民銀行やその他のたくさんの金融機関から多大な後援を受けている学校です。そのため、金融産業との結びつきは非常に深いものとなっています。毎年、本校では中国の金融、証券、保険の分野の組織に対して訓練プログラムの提供を行っており、中国の経済界・金融界の発展のために大きな役割を果たしています。

 上海金融学院は上海教育委員会の承認のもとで、1993年から留学生の受入を行ってきました。本校は浦西と浦東の2つのキャンパスで授業を行っています。授業は留学生のみを対象にして行われ、それぞれの中国語レベルに合わせてクラスの編成がされます。1クラスあたりの生徒数は少人数であり、それぞれの生徒が入学時期や学習時間を自由に決めることもできるようになっています。また、個別レッスンのコースも設けられています。中国語プログラムのレベルは初級・中級・上級の3段階に分かれています。


中国語音声学、集中リーディング、高等中国語、リスニング聴解、ライティング、新聞のリーディングなど

 プログラムでは留学生のために中国語音声学、集中リーディング、高等中国語、リスニング聴解、ライティング、新聞のリーディング、上海地域、中国史と中国文化、HSK(中国漢語水平試験)テストといったコースの提供をしております。また、その他に選択授業として中国書道、中国絵画、経済学、金融、会計、中国投資環境、中国料理、気功、太極拳などについてのプログラムの提供も行っています。プログラムについては中国人の学生と共に授業を受けることができる科目もあります。具体的には国際金融・会計・アメリカ人の教師により行われる英語、コンピューター、市場学、投資環境学などについてはそのような形で授業を受けることができます。そのほか課外授業も行われ、上海市内の観光スポットなどに遠足に出かけたり、カラオケをしたりといったこともします。


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