中南民族大学

South-center University for Nationalities

中南民族大学  中南民族大学は国家民族事務委員会の直接の管轄にある総合大学です。様々な少数民族の方を対象として様々な分野の専門家を育てることを主要な目的として教育を行っている大学であり、中国の有名大学の190校のうちの1校でもあります。本大学は中国の中央部にある大規模な街である武漢にある大学です。水路、陸路、空路ともに移動が便利なところです。

 中南民族大学は20以上の民族の人々からなる1500人以上のスタッフが働いています。そのうちの30人ほどが教授もしくは准教授です。フルタイムで学習している生徒の数は6700人以上であり、30以上の国籍の2000人近くの生徒が成人教育部門で学習をしています。過去50年以上に渡って、本校は2万人を越える専門家やリーダーの育成をしてきました。ここ10年間だけにおいても、本校は500種類を超える科学研究プログラムに取り組み、中国化学や中国社会化学などの分野について1000種類を越える論文や記事を国内外で発表するなどの実績を残しております。


中南民族大学 少数民族の文化やその地元の状況、慣習など

 中南民族大学は1951年に設立されました。緑の丘と湖、木々に囲まれた美しい70ヘクタールのキャンパスで授業が行われています。キャンパス内の施設の面積は170000平方メートルにもなり、近代的な建築様式が中国独自の建築スタイルと調和している美しい建物が建ち並んでいます。非常に緑の豊かなキャンパスであり、その庭園のような環境で広く知られています。中南民族大学は教育や研究用の質の高い施設を有しています。図書館には100万冊ほどの書籍が収められており、2000種類を越える中国や諸外国の定期刊行物などもあります。また、本校には中国で最初に設立された民族博物館があり、10000点を超える資料が保存され展示されており、少数民族の歴史や文化を知ることができるようになっています。少数民族の文化やその地元の状況、慣習などを知りたいと考えている方には理想的な学習環境であるといえることでしょう。

 中南民族大学は成人教育部門と15の学部を設置しています。中国語、歴史、法律、民族学、中国少数民俗芸術、外国語、教育管理、経済経営、金融・経済、数学、物理学、化学、コンピューター科学、電子技術工学、リーダー育成といった分野についての学習ができるようになっています。また、その他12カ所の研究施設も設置されており、学術活動も盛んに行われています。なお、留学生のための中国語・中国文化センターなどの機関も設置されています。


生徒自身の手により様々な社交クラブや学生クラブが運営

 中南民族大学は8000人ほどの生徒が在籍しています。キャンパス内では生徒自身の手により様々な社交クラブや学生クラブが運営されております。みなさんの興味にあったクラブを見つけることができることでしょう。彼らにより定期的にスピーチ・コンテストやディベート大会、コンテストなどが開かれています。それらに参加することで、みなさんは自身の英語力やコンピューター科学や時事的な事柄についての知識、中国語の力などを試すことができることでしょう。これらの学生クラブなどによりみなさんのキャンパスライフは一段と豊かなものとなることでしょう。


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