Westminster School ・・・・ ウェストミンスター・スクール
 ウェストミンスタースクールは、1179年に創立されました。当時ウェストミンスターにあった聖ピーター修道院のベネディクト派修道士達が、ポープ・アレクサンダー3世に慈善学校の設立を命令されてのことでした。現在とほぼ同じような形になったのは、14世紀初期のことでした。1540年に修道院が崩壊した後も、ヘンリー8世が個人的に定めた法律によってスクールを存続させました。そして彼の娘、エリザベス1世は1560年にイギリス王家による支援を定めました。現在、彼女は本校の創立者として尊ばれています。
 本校は、ロンドンの中心に位置する設立当時の場所に現在も存在している唯一の伝統校です。議会や修道院との密接な関係は、そのまま本校の特徴を表しています。伝統として、本校では寄宿生と通学生を一定期間ごとにこ交換させています。
Westminster School

 本校は、その栄光の歴史を持っているにも関わらず、現状に満足していません。狙いは、輝かしい伝統と刺激ある未来の絶妙な融合にあります。本校の伝統があって素晴らしいクオリティーは、何よりも生徒達の自我を目覚めさせることを含んだ心の学習にあるでしょう。ここから巣立った卒業生たちには、ジョージ・ハーバートやベン・ジョンソン、ジョン・ドライデン、ロバート・フック、クリストファー・レン、ジョン・ロック、エドワード・ギボン、ウォレン・ハスティングス、エイドリアン・ボールト、ジョン・ギールグッド、A・A・ミルン、そしてアンガス・ウィルソンなどの多数の歴史上有名な人物がおります。
 現在660名の生徒を抱えており、そのうち200が寄宿生で、460が通学生となっています。そして、30名の寄宿生と60名の通学生を合わせた90名の生徒は、注1フォーム6のためのGCSE試験を受けて入学した女子生徒です。
 ほとんどの男子生徒は、毎年6月に行われる普通の入学試験か5月に行われるウェストミンスター奨学試験のどちらかを受けて入学します。
Westminster School  毎年8人か9人に与えられる「女王奨学金」の候補者に選ばれた人は、奨学試験を受けることを許可されます。奨学金授与者として選ばれた生徒は、寄宿舎に住むことを義務づけらており、寄宿費のおよそ半額が奨学金によって支払われます。またその他に、一定規準を満たした成績優秀者のための奨学金制度もあります。
 本校は、13歳から18歳までの男子生徒と16歳から18歳までの女子生徒のための学校です。校舎は修道院の南に位置するリトル・ディーンズ構内の中心にあります。本校はまた、8歳から13歳までの付属学校も持っており、そこから本校に進学できるのは約40%の生徒で、残りの入学者はロンドンを中心としてイギリス国内から、または少数ですが海外から受け入れています。およそ3分の1の生徒が寄宿舎で暮らしており、その寄宿舎は週末(土曜日の午前授業が終わる午後1時)には実家に帰ることを許可しています。

 本校への「登録」は10歳までだったらいつでもできます。その費用は、75ポンドで、登録する前の学校案内も頻繁に行われています。10歳と11歳の間に、登録者のおよそ半分が本校への訪問と面接の受けることを許可されます。面接は校長によって行われ、数学と英語に関しての口頭試験が行われます。特殊な事情がある人に限り筆記テストも認められています。会議後、本校は、既に普通入学試験及び奨学試験で必要とされる基準を到達している児童を暫定的に合格者とみなし、到達しなかった児童には9月に筆記試験を行います。これは、本校に入る能力を持っている児童に早くから入学を許可するもので、この中の15%が本校に入学できます。

留学費用お見積 ・・・ メールカウンセリング ・・・ Angelus ・・・ 現地HP